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【2016年度】後期プロリーグ

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【2016年度】後期プロリーグ

第1節

レポート

前期は中田一幸プロの劇的な連覇を迎えたMCWWプロリーグ。今期は新たに斎藤陽介プロ、清原康之プロを加え、MCWW初の3卓13名での開催となりました。
この13名から王者に挑戦する3名を選ぶ為の過酷な戦いが始まります。観戦レポートはリレー形式で回していきますので、こちらも楽しみにして下さい。
それでは早速各卓のハイライトをお送りいたしましょう。

A卓、板川和俊プロ、近野理智男プロ、岸野功武プロ、清原康之プロ
新人の清原康之プロが加わり、新鮮味が増したプロリーグですが、最強位を連覇した板川プロの強さは相変わらずのものでした。1回戦から板川プロの親がなかなか落ちないかと思えば、連チャン中に6000オールが決まって、たちまち60000点オーバーのトップ。

2回戦は岸野プロが連勝を阻もうとするも、オーラスの1000点が決まらず、板川プロの2連勝。こうなると、板川プロの破壊っぷりは止まらず、全てのトップをさらうほどの怪力を見せつけました。

最終戦も開幕6000オールでもう決まりかと思いきや、清原プロが板川プロよりホンイツのチートイツと三色ドラ3を刺して、辛うじて行進を止める金星を上げます。
それでもたった4回戦でこの打点力。MCWWの破壊王は健在といえましょう。

B卓、山本聡プロ、下野雄次プロ、白石卓嗣プロ、弥生プロ
開幕は三面待ちを取らずに、シャンポン待ちで1300-2600を決める山本プロ。この勢いでトップを走るかと思いきや、1回戦を支配したのは弥生プロでした。

次局最速の3000-6000で山本プロに親かぶりをさせると、迎えた親番で山本プロのリーチを2度のチーで受けきってツモあがり。こうなると弥生プロの勢いが止まらず、まずは緒戦は大トップを獲得。
その後は下野雄次プロが勢いに任せて盛り返すも、互いに良し悪しが出て拮抗した成績で1節の終了を迎えることとなりました。

C卓、酒井佑介プロ、坂本健二プロ、加藤春樹プロ、高根昭裕プロ。
今期は王位坂本プロ、高根プロの復活シーズンと予想していた筆者ですが、ベテラン勢が予想通り酒井プロと加藤プロの二人の若手を食らうような、技巧の高い麻雀を見せました。

マイナスを抱えた二人の命運を分けたのは最終戦。苦しそうな酒井プロの親リーチに対し、攻めきれずに加藤プロが中筋で7700を打ち込んでしまいます。

負けている時には視野が狭くなる気持ちはよくわかりますが、加藤プロのよさは持ち前の明るさと打点力。抱えた負債は自身の課題と思って、顔を上げてがんばって頂きたいと思います。

この中から王者中田に挑戦できるのは上位3名。プロは全ての試合が自分にとっての通過点。14名のMCWWプロにとって、誰一人挫けることなく高みが目指せるよう、互いに切磋琢磨していきましょう!

2016年10月22日
執筆者:近野理智男

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