成績
大会模様
大会後の懇親会
レポート
3月10日(日)はZOO心斎橋本店にて、麻雀共同体WW4周年記念麻雀大会「J-NEXT冬杯」を開催しました!
参加者は運営含めて70名超の大盛況を頂き本当にありがとうございます。運営は山本聡プロ、斉藤陽介プロが担当し、上位表彰のみならず、協賛も多数の嬉しい麻雀イベントとなりました。
開幕は板川和俊代表よりご挨拶を頂き、今期も夏冬ともに超豪華な美容化粧品を協賛頂きましたJ-NEXT平野仁道社長にもご挨拶を頂きました。
女性限定で上位5名に特別賞!更に男女問わず5名に順位賞と、冬杯ならではの豪華さには息をのみました。
更にイーソー広川有宰社長よりMCWWオリジナルグッズ、駒井康夫さんより高級日本酒をご協賛頂き、益々楽しい麻雀大会となりました。
ZOO心斎橋の会場を埋め尽くす選手たちの熱気の中、2018年度最後のワンデー大会の火蓋が切って落とされましたよ!
1回戦は板川和俊プロVS加藤博士さんのBIG1対決に注目が集まりました。参加選手も優勝の意気込みをかけて各卓のトップが、まずは先頭を走ります。
2回戦終了後、暫定首位は夏杯を制して勢いのあるMCWW高橋末治プロ!
続いてJoAさん、加藤博士さん、ふぢこさんが追いかけます!板川代表も本気の意気込みで闘牌帝王Tシャツを着用いたしました!
3回戦は更にあめゆさんが渾身の6巡目大三元をあがり、女性選手のレベルの高さを証明しました。
3回戦、ここでJoAさんが失速し、代わりに倍満ドトッパーのターさんが決勝卓に進出!選手は以下の4名に決まりました!
高橋末治プロ 146.2P
ふぢこさん 116.9P
ターさん 105.7P
加藤博士さん 104.5P
高橋プロが頭一つ抜けた状態ですが、高橋プロが2着でなければ、トップを取ったものが優勝を勝ち取る白熱した決勝卓になりました!
決勝卓の起家はターさん、加藤さん、ふぢこさん、高橋プロの座順となりました。
大きく動いたのは東3局。現BIG1の加藤博士さんが高速の四巡目にイーペー北ドラ3の3000-6000を決めます!
加藤
ドラ
しかし、ふぢこさんも絶好のカン五を引き入れ、
6巡目リーチ
ドラ ツモ
1300-2600で加藤さんに追いすがります!
南1局、親は再びターさん。ドラ5
9巡目ピンフドラ1の高橋プロのリーチを受けて、ふぢこさんが仮テンで押し、最終はリーチを打って二人テンパイ。ふぢこさんの粘りが光ります。
南2局1本場、加藤さんに配牌からドラ2の更なるチャンス手がはいります。
ドラ
しかし、これがここからピクリとも動かず、攻め手鋭い高橋プロから11巡目リーチを受けます。
更に加藤さんが初牌の東を掴んで、字牌が怪しいとオリの5ピンを選択。しかし、同巡に東が通ると見るや加藤さんが1回切った5ピンを鳴き戻してチー、更にリーチ中の高橋プロに中を回して、これをポンします!
ポン
電撃のような親満聴牌でしたが、予想通り南が高橋プロへ当たり牌となり、裏ドラ1枚の5200点。この結果が加藤博士さんにとって、大きな勝負の分かれ目となりました。
南3局、いよいよ高橋プロ有利で迎えた局面で親番が、粘りを見せたふぢこさん。しかし、ここはまずは加藤さんが最速のテンパイ。
ドラ
西が一枚切れで、役牌の南で仕返ししたいところです。ここは優勝の為におりないふぢこんでしたが、手がなかなか思うように進んでくれません。ようやくテンパイできたのが、3段目の真ん中でした。
ドラ
高め7ソウがリーチの加藤さんの現物ですから、これはダマテン。しかし、山にはラス牌の7ソウ一枚のみ。
しかし、これをすぐに掴んだのがリーチの加藤さん。これは運がありませんでした。
南3局1本場、ドラが二万でターさんが早くに九七八をチーします。
これでふぢこさんにカン五万テンパイが入りますが、ターさんが萬子志向なのでこれは苦しい。しかし、六万を引いて待ち替えしてからのリーチで、ターさんからイーソウを打ち取るテクニックを見せます!
ロン ドラ
六六(345789)11白白白ロン1ドラ二
これでついにふぢこさんが暫定首位に躍り出ました。
しかし、次局はまだ諦めない高橋プロが激しくチー、
ロン
タンヤオに見せかけたダブ南で、加藤さんからロン牌を引き出し、再びふぢこさんに並びました。
ついにオーラス。親番は高橋 プロ。
ふぢこさんはアガれば優勝!3巡目に平和のシャンテンでこれは勝負あったかのように思いました。
しかし、8巡目に高橋プロが5ピンをポンしてドラの4ピンを切ります!これがすぐのツモでホンイツ役牌2の4000オール!高橋プロ、字牌に愛されています!
ついに時間切れを迎えたオーラス。ふぢこさんには3000-6000の厳しい条件がつきつけられました!
しかし、ここはしっかり条件通りに11巡目テンパイに仕上げたふぢこさんが、ギャラリーを興奮の世界に巻き込みます。
ドラ
更に絶対にツモると、ふぢこさんはここはリーチを決めて、一枚一枚丁寧にツモ牌に力を込めました。
最後は惜しくもツモに届きませんでしたが、ふぢこさんは本当に粘りを強く頑張りましたね。
優勝は高橋末治プロ!初めての夏杯、冬杯の連覇を果たしました。J-NEXT冬杯は最後まで目が離せない素晴らしい麻雀大会となりました。70名を超える全ての選手に心より拍手を送りたいと思います。
2019年3月25日
執筆者:近野理智男プロ