最終節
大会模様
レポート
7月26日(日)は肥後橋ブッキング青葉にて、麻雀共同体WWが主催するプロアマ麻雀バトル「プロアマ春合戦」の最終節が開催されました。
伝統の最終節は4回戦全てがリアルな成績順で対局が行われます。トップを取る度に卓番があがり、ラスを引く度に卓番が下がる、そんなシビアなサバイバル戦の首位卓に座ったのが、吉田雄二さん、RVGさん、押谷勇輝さん、とらっきさんでした。それでは対局レポートをお送りいたしましょう。
1回戦、安定した成績をあげてきた吉田雄二さん、RVGさんを、なんとか揺らていきたい、とらっきさんと押谷さん。
しかしRVGさんが好調で、東4局に早い巡目から大物手を入れます。
ポン
ドラ
これはアガリに届かなかったものの、RVGさんの姿勢は揺れる事なく手数で押し切り、まずは緒戦のトップを獲得しました。
2回戦、とらっきさんに代わってhataさんが昇格。勢いのあるhataさんの攻めが決まりまくり、1気に50000点近くまで登り詰めますが、吉田雄二さんが2着で粘り、RVGさんが3着と上位を完全に振り切れません。これで吉田さんとRVGさんは、一進一退となりました。
3回戦、押谷さんと交代したのは佐藤智一さん。3回戦もhataさんの勢いが止まらず、吉田雄二さんから123の三色を打ち取り再び50000点近くまで台頭します。
しかし、RVGさんが親番で以下の4000オールをきめると、俄然RVGさんに展開が有利に傾きます!
ポン ポン
南場は吉田さんのカウンターリーチに5ソウ7ソウを押します!
以前のRVGさんは点数があるところから危険筋を押すような姿勢は見せませんでしたが、今年は一味も二味も違いました。この勝負どころの押しがきいて、目前のライバルである吉田雄二さんをラスに封印し、70P近いアドバンテージを確保して最終戦を迎える事ができました。
4回戦も選手変更なくRVGさん、吉田雄二さん、hataさん、リスさんが決勝メンバーに進出。しかし、3者の包囲網に屈する事なく、攻めるべきは押し、引くべきは引く。的確で安定した姿勢で2着を確保したRVGさんが、見事プロアマ春合戦の優勝に輝きました。
MCWWのプロアマバトルには皆勤のRVGさんの初優勝は筆者も心より嬉しく思いました。きっと来年度なウィナーズカップでも勝負強いRVGさんを見る事ができるでしょう。
私たちも春合戦優勝のRVGさんに続けるよう、秋合戦もご一緒にがんばりましょう!
2019年8月28日
執筆者:近野理智男プロ
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