第2節
大会風景
レポート
全国で寒さも深まり、行き交う人々にも冬支度が始まりだした時期となってきましたが、その寒さを吹き飛ばす熱戦がブッキング青葉にて開催されました。今回も足元が悪い中、40名10卓の開催ということで、【プロアマ秋合戦 第2節】も盛大に開催することができました。MCWWのプロ一同、ファンの皆様には大変感謝しております。
早速、第1節に続き、坂本がレポートさせて頂きます。
第1節で圧巻の4連勝で大きく首位に躍り出た高島さんに注目した1回戦。東場の子で、以下の手でリーチ。
ドラ
5200点の出あがりで、一瞬首位に立つも、南場ではなかなか加点できず苦しい状態。終局前に駒井さんが親番で本手が炸裂しました。
ポン
ロン
12000点の出あがりとなったところでタイムリミット。暫定総合首位の高島さんは、1回戦で惜しくも3着のスタートとなりました。
2回戦では春合戦覇者の板川プロが凄まじい。南3局、点棒状況が平らな場面で親番の倉本さんからのリーチを受けるも、以下の形で無スジを行き飛ばしていきます。
ドラ
見事4ピンを打ち取り、満貫。続くオーラスでの親番では、この手でドラの4ソウをツモります。
ツモ ドラ
勢いはまだまだ止まりません。2本場もヤミテンで出あがり7700点を加点。3本場はドラの1ピンを手元で使った、白と5ソウのシャンポンリーチで当たり前のように白をツモり、裏ドラは5ソウが2枚乗って6000オール。
見ていた私も口があんぐり。圧巻のあがりの連続はタイムリミットにより3本場で終了となりましたが、時間があればこの先一体どうなっていたのか?と思うばかりです。
3回戦では、誰に注目しようかと観戦していると「役満が出ました」との声。
ツモ
440さんの手が開かれていました。役満は狙わないと達成できない役であり、440さんの強い意志を汲み取れる和了でした。440さん、おめでとうございます!
3回戦を終えて、上位3名の発表です。
1位 佐藤智一さん 136.4
2位 大屋克巳さん 105.8
3位 夢野さくらさん 92.9
4回戦はこの上位3名に注目してみました。
1位の佐藤さんと大屋さんは4回戦目に同卓となり、どちらかが1位または2位を取れば第2節の優勝が濃厚な展開でした。しかし、平谷さんのハネツモを中心に同卓者が奮起。優勝候補の二人がまさかの3位・4位の逆ツートップとなり、優勝戦線からまさかの離脱と相成ってしまいました。3位の夢野さんもラスになり、まさかの展開。
そんな中、見事に優勝を決めたのが、高濃祥平さん。4回戦でトップをもぎ取り、2回戦目からの3連勝で栄冠を手に入れました。プロアマリーグの上位で活躍する実力者や、常連の参加者たちを巻き返して、見事な勝利を達成されました!
第2節の成績
1位 高濃祥平さん 113.7
2位 板川和俊プロ 106.2
3位 尾形憲司さん 106.0
第2節までの総合成績
1位 加藤博士さん 208.3
2位 RVGさん 168.8
3位 白石卓嗣プロ 133.1
まだまだ秋合戦は折り返し地点。次回、第3節の開催はクリスマスの12月25日(日)となっております。
誰がサンタのプレゼントを受け取るのか、第3節もこのレポートをご覧いただいているあなたとお会いできるのを楽しみにしております。
2016年12月15日(木)
執筆者:坂本健二
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