麻雀共同体WW(ダブル)

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【2016年度】プロアマ秋合戦

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【2016年度】プロアマ秋合戦

第3節

関西・大阪に本部を置く競技麻雀のプロ団体【麻雀共同体WW(ダブル)】の2016年度【プロアマ秋合戦】第3節の模様。

大会模様

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レポート

プロアマリーグ第3節のレポートを担当させていただくことになりましたダイナマイト春樹こと加藤春樹です。よろしくお願いいたします。

さて軽く第2節までの総合ポイントの状況をまず確認いたします。

1位 加藤博士さん 208.3
2位 RVGさん 168.8
3位 白石卓嗣プロ 133.1

私のポイントは+80.6の13位というポジションです。今回の私の課題は少しでも多くプラスを叩き出して、最終節に向けて上位に食い込んでおくことです。

さて1回戦目のメンバーは起家から越中さん、私、池上さん、澤井さんというメンバーです。攻撃力が高い越中さんが開局から4本場まで流局2回とツモあがり2回で、一気に6万点オーバーを叩き出します。

なんとか越中さんの親を止めたくて迎えた東1局5本場、7順目に今まで落ち着いて打たれていた澤井さんが7巡目で先制リーチが入ります。その3巡後、以下の形で勝負をかけました。

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結果、先制リーチしていた澤井さんから四萬を打ち取り、なんとか親の連チャンを阻止することができました。
しかしながら自身の親番は何もできず、迎えた東3局、越中さんからリーチ、発、裏4でトップから18000出あがり、池上さんが一気にトップまで迫ります。最後まで諦めない闘志で挑んだ池上さんが越中さんを100点差でまくり、私は3着▲11.9で終了となりました。

2回戦目はペアマッチの相棒である大屋さん、重枝さん、谷川さんというメンバーです。
重枝さんと谷川さんは始めて打たせていただくので「どういう仕掛けされるのだろう」とワクワクしながら挑みますが、みなさん強い方達ばかりなので終始なにもできず、見せ場もなくラスで終わり▲51.3で終わってしまいます。

3回戦目のメンバーはウエスタンカップ優勝の実力の持ち主の湯村さん、最強戦関西代表の藤川さん、そして八嶋さんです。1、2回戦目では泣かず飛ばずの状態で、ほとんど貯金がなくなった私は、焦りからの失点が多くなってしまいました。タイムアップ直前の親番で失点を取り戻し、なんとかラス目から3着に浮上したものの、3回戦もやはり3着という苦しい結果に終わりました。

4回戦目は、私が働いてるお店に来ていただけるナンバー20さん、友人の高橋さん、始めてご一緒させていただく武永さんです。やはりこの卓も実力者揃いで、武永さんは3回戦目終了の時点で、当日トップ賞が狙える位置にいました。ナンバー20さんや高橋さんは、いつも麻雀道場へ参加してくれているだけあって、日々の努力が気迫として伝わってきます。

激しい点棒移動の中で苦戦を強いられていたのが、武永さん。当日トップ賞が狙える位置にいただけに、この4回戦は何が何でもプラスで終了し、上位入賞を果たしたいところです。

そんな中、迎えたオーラスの親番で武永さんが5ソウのポンが入ります。この時の三元牌というと、私が2巡目で中を一枚切った他には、河には一枚も見当たりません。
これに対して手格好が整い、前に出たナンバー20さんが発を掴み、捨てたところで武永さんから「ロン」
小三元の出あがりで武永さんがラス回避したところで、タイムアップとなりました。もう少し時間があれば、ここからさらに連荘し、トップを取っていたことでしょう。

どの卓でも、最後の最後まで諦めない選手たちの姿勢が、素晴らしい対局を生み出していました。

今節の当日賞
1位 近野理智男プロ 137.4
2位 板川和俊プロ 133.5
3位 佐藤智一さん 125.1
みなさんおめでとうございます。

総合成績
1位 加藤博士さん 231.5
2位 佐藤智一さん 206.7
3位 高濃祥平さん 188.1

プロ部門1位は板川プロの144.0なので、最終節の私の目標は板川プロのポイントを抜いて、年間王者を決定する【ウィナーズカップ】に出場できるよう頑張りたいと思います。

今節もたくさんの方々に参加していただき、本当にありがとうございます。今年もあと残りわずかですが、体調にはくれぐれも気をつけて元気でまた来年の最終節でお会いいたしましょう。

2016年12月27日
執筆者:加藤春樹

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