第4節
レポート
あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願い致します。
2017年度後期プロリーグ第4節の自戦記を齊藤が担当します。
今期のプロリーグは今までに経験したことがないほどの窮地に立たされ、気が付けばポイントがマイナス300くらいになってしまいましたが、新年を迎え、気持ちも新たに今回の対局に臨みました。
3卓:齊藤プロ、板川プロ、白石プロ、有田プロ
【1回戦】
去年を振り返ってみれば一度もトップ争いに関わることがありませんでしたが、この半荘は比較的良い位置をキープし、トップ目の板川プロと3600点差の2着目でオーラスを迎えます。
オーラス9巡目、手牌は以下の形
ツモ ドラ
ここはシンプルに和了ればトップになるリーチを選択。
8ピンをツモ和了り、トップで終了します。
【2回戦】
東2局1本場、3件リーチのめくり合いで白石プロに8300の放銃。この失点が後々まで響き、板川プロと17100点差、有田プロと11900点差の3着目でオーラスを迎えます。
このオーラスで早い手が入り、4巡目で
ツモ ドラ
の形に。ここで7ピンをツモりに行くことだけを考えて4ソウ切りリーチ。有田プロから一発で1ピンが出るも、裏1条件になるのでスルーします。
厳しい選択をしたかなとも思いましたが、無事に7pをツモって3000 6000のアガリに。有田プロをまくって2着で終了します。
【3回戦】
比較的小場でしたが、その中で一つ仕掛けてのタンヤオ三色ハイテイドラ1の2000 4000をツモってトップ目に立ち、そのままの位置をキープしてオーラスに。
オーラスも6巡目にタンピンイーペーコードラ1のテンパイが入り、板川プロから出和了ってトップで終了します。
【4回戦】
東1局1本場ドラが6p、親は板川プロ
板川プロが中を仕掛けてピンズの染め手模様。その状況で以下の手が入ります。
4ピンは現物だったのですが、出来れば他の色で待ちたいところ。
ここで引いたのは6ピン、ここだけは板川プロの仕掛けに切れないと思い、苦渋の2マン対子落としをします。
まわる選択をしたわけですが、6pをブロックしたことによる油断もあり、4sを暗刻にしてイーシャンテンになったところで手拍子で切った2枚枯れの発が板川プロへの放銃になりました。
ポン
の18300に放銃。
この半荘はこれ以降浮上することなく、ラスで終了しました。
4半荘目のラスはだいぶもったいなかったと反省しつつも、60ポイントほどプラスで終え、なんとか今期初のプラススコアを残せました。
残る最終節、決定戦争いには残れなかったものの、1つでも多く順位を上げれるよう頑張りたいと思います。
2018年1月15日
執筆者:斉藤陽介