第2節
レポート
後期プロリーグ第2節、レポートは夢野さくらが担当いたします。
1卓 近野、加藤、板川、下野
2卓 山本、有田、高根、弥生
3卓 齊藤、岸野、酒井、夢野
4卓 白石、坂本、真栄田、清原 (敬称略)
組み合わせは以上の通り。
第1節を終え、成績に差がついた今節から、それぞれ違った目標を持って対局に挑むことになります。
そんな中、自戦の1回戦は大いにもつれ込み、迎えたオーラスの親番ではトップとほぼ差がない3着でした。
上位3名が30000点以上の状況下で、以下の手で先制リーチ。
即座に岸野プロから追いかけリーチが入るも、岸野プロから8ソウを打ち取り、暫定卓内トップに立ちました。しかしながら、微差のまま迎えたオーラス1本場。
連荘を許さない酒井プロが和了し、1回戦目は2着目で終了となります。
全節から引き継いだプラスに少しばかり加点し、とほっとしたのも束の間、2回戦目と3回戦目は大きく苦戦を強いられることになりました。
一番最初に波に乗ったのは酒井プロ。手がつけられない勢いであがりを続ける酒井プロを止めるべく、前に出る岸野プロと齋藤プロに私が放銃してしまうという悪循環が続き、2回戦目、3回戦目と続けてラスを押しつけられました。
ようやく体勢を持ち直した4回戦目。
それでも好調さを維持するのはやはり、2回戦目、3回戦目と50000点オーバーのトップを叩き出した酒井プロ。
卓内トップの酒井プロに対して、200点差の2着をキープしながら迎えたオーラスで、3着目の岸野プロがリーチをかけます。
ラス逃れのリーチのため、私の着順に影響はなく、むしろ岸野プロがツモれば親の酒井プロが沈んで私がトップになる目も出てくるという状況でした。
3シャンテンの手でリーチに対して押す理由もなく、撤退しているうちに岸野プロがツモ。
1300・2600のあがりで酒井プロを退け、私が卓内トップで4回戦を終了しました。
第2節だけで+161.4と大きくポイントを伸ばした酒井プロが総合2位となり、同卓した岸野プロ、齋藤プロ、私がそれぞれマイナスを背負う結果となりました。
次節の第3節は折り返し地点。首位を競う上位陣に食い込むことができるポイントを叩きだすことが、私を含めた他の選手たちの目標となるでしょう。
2017年11月24日
執筆者:夢野さくら