麻雀共同体WW(ダブル)

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第15期プロリーグ第1節レポート

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皆様、こんにちは。
2022年度前期プロリーグ第1節のレポートを担当させていただきます酒井です。

今期はプロリーグ参加者がAリーグ8名、Bリーグ7名のため、
2リーグでの開催にいたらず、1リーグでの開催となりました。

今期は現WW King3連覇中の齊藤プロに挑むことができるWW King決定戦に出場できる権利が
参加者15名全員にあります。

私はAリーグにはいるものの、毎回降級争いの苦しい位置にいることが多いので、
今期こそは決定戦に残れるよう頑張りたいです。

今期の対局卓は全3卓です。
今回私は1卓での対局となりましたのでその模様をお伝えします。

1回戦
(榮-酒井-坂井-下野)

東1局
私が早いタンピンのリーチをかけ、数巡後ツモあがり。
裏ドラを乗せて2000-4000のスタートダッシュに成功しました。
東場はトップ目で終えたものの、南1局の榮の親番で連チャンが続き2着目へ転落。

南1局 3本場  ドラ南

配牌からダブ南かつドラの南が孤立したまま手が進んでいき、
13巡目に

南西西西白白白四四四九九③③

の形でドラの南を切ればツモリ四暗刻テンパイ。
初牌だが、勝負所と見てリーチしました。
ポンともロンとも言われずにリーチが成立して一安心。
場に九は一枚、③は0枚。しかも、九は八が4枚見えていて他は誰も使えないであろう牌、
いつ切られてもおかしくない待ちです。
同巡に下野からもドラの南切りリーチが入る。
下野とのめくりあいになるかと思いきや、坂井が九をツモ切り、これを私がロン上がりして、
リーチ白三暗刻対々・12000点のアガリとなりました。

南4局 ドラ九

トップ目の榮とは900点差。
親番の下野が5巡目でリーチをかけてくる。
そこから数巡たった私の手牌が

二三①②③④④⑥ 東東東

⑥切ればテンパイだが、リーチには無筋。待ちの一四は現物たが、三色同順になる一を含めすでに5枚切れ。
ダマテンでおしたいところだが、おしきれず東の暗刻落としと出た。
ところが、すぐに榮から一がツモ切られ、⑥が通っていれば痛恨の上がり逃しであった

その後、下野が4000オールをツモアガったが、⑥はリーチの待ちではありませんでした。

まだ2着のまま、下野の連荘となったが、次局は坂井が上がり、榮には逃げ切られてしまいました。

対局後、たまたま後ろ見をしていた立会人の齊藤からは
「あの状況でもおした方がいいと思うよ」と言われました。
まだ全然リーチには通ってない牌がいっぱいあったとはいえ、
弱気な選択をしてしまった結果が2着かなと少し反省でした。

2回戦
(坂本-榮-坂井-酒井)

東2局

他の3人が仕掛けを入れてる中、私がリーチをかけてツモアガリ。
2000-4000と好調な滑り出し。

東4局の親番では
ダブ東をポンして
トイトイの12000のテンパイを入れたが、あがれずに流局。

南4局 ドラ 一

トップ目で迎えたオーラス。
5巡目にラス目の坂本から3000-6000を引けばトップになれる状況下でのリーチ。
さすがに早々に跳満なんかツモられないでしょうと思いながら、一発を消せないままオリ打ち。
果たして、坂本が一発ツモ!手牌が開かれるとすでにドラが暗刻、さらに裏ドラが2枚乗って倍満に!

表ドラ一 裏ドラ6
一一一八八⑦⑧⑨56778 ツモ6

当然、私は捲られてまた2着で終局。

3回戦
(坂本-榮-酒井-下野)

東2局  ドラ2

親の榮が9巡目に先制リーチが入る。
直後に私の手牌が
四五六11245678③③③
通っていないドラの2切ればテンパイだが、さすがに追っかげすに捨て牌の4を頼りに筋の1切りで回る。
次巡、絶好の3引きで選択に迫られる。
安全に1を切って258待ちか、
場に⑤が3枚見えているワンチャンスで③切りの高目一気通貫の369待ちか。
打点と待ちの良さを考慮して③切りリーチを選択。
一発目に9を掴んだ榮から、リーチ一発平和一通ドラ1の12000を奪取する結果となりました。

好調なアガリを決めている私だからか、なかなかトップ目では逃してもらえず。
またまた2着で終局となりました

4回戦(坂井-榮-下野-坂本)

榮が東場の満貫ツモの上がりと、
南場の親番での断么三色同順が確定している手牌を4巡で見事に上がりきり、トップを勝ち取りました。

5回戦(酒井-下野-坂井-坂本)

坂本と下野が高打点を決め合いながらも、私はテンパイ料でなんとか粘りつつ迎えた南4局。
私は3着目たが、1000-2000以上のツモ上がりでトップになるという状況でした。
トップ目の坂本と2着目の下野も1000点差と接戦でした

この差を考慮しながら、私はこの局はアガリが厳しいと判断し、
10巡目で形式テンパイを取りに仕掛けていきました。
次局でのチャンスをうかがう作戦です。
そして坂本、下野もテンパイを取りに動きを見せる。
思惑通り流局となり、実際に手を開けたのは私、坂本、坂井であった。

南4局1本場

私が6巡目にして1000-2000条件クリアの先制リーチをかけるも、
坂本が一発を消し、あっさりかわされて連荘となる。

さらにまた坂本が軽いアガリを決めて、私のトップ条件が苦しくなり、2着狙いが現実的に。

南4局3本場 ドラ8

2着目の下野とは1900点差で
3本場のため、私はアガリさえすれば同点2着という状況。

5巡目の私の手牌は
一ニ三四六六④⑤⑥12356
456の三色同順が見えるが、早い段階で4が3枚場に切られていて少し苦しい。
下野が9巡目にドラの8を手出ししていたため、少しテンパイ気配が漂う。

13巡目、私がやっとテンパイ。
ニ三四六六六④⑤⑥12356
三色同順にはならなかったが、場に5枚切れの47待ち。
それでも役がないのでリーチに行くべき…だったのだが、
なぜか弱気になり、ダマテンにしてしまいました。
その刹那、下野からツモ切られたのはアガれない4。

この瞬間、私はやってしまったと心の中で叫んでしまいました。

当然、この痛恨のミスが下野のアガリに繋がってしまいました。
しかも、このアガリはトップ条件を満たす3000-6000は3300-6300。

結果2-2-2-3でプラスで終えたものの、反省すべき点の多い内容でした。

1節を終えて現状6位ですが、
今節以上に勝たないと決定戦へ進めないはずなので、
次節以降はきっちりミスを減らしてポイントを勝ち取れるよう頑張ります。

また2節以降の熱き闘いにご期待ください!
最後までありがとうございました。

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