麻雀共同体WW(ダブル)

関西・大阪中心の競技麻雀のプロ団体

第17期プロリーグ第3節レポート

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梅雨の到来を感じさせる中、幸いにも好天に恵まれプロリーグ第3節がすずらんにて開催されました。
今回レポートは麻雀共同体WWのブラッドピットこと坂本健二が皆様にお届けいたします。
現在、BリーグといえどもWWキング連覇の中田、齊藤と厳しい面子での対局となっている。
リーグ戦の第3節においてはリーグ戦の中間点。そろそろテーマを掲げての対局になってくる。
Bリーグは人数の関係上、絶えず直接対決ができるため1発逆転も十分可能である。

現在、私は▲163.9ポイントの4位と出遅れの状態でありながらも昇級ラインのトップ姫路との差は200ポイント。2位白石とは150ポイント。今回この2人をマイナスポイントにして自分はプラスにして戦うのをテーマにして対局に挑むつもりだ。

■1回戦(坂本、齊藤、白石、姫路)南1局ドラ7

点棒の動きもないま南1局。齊藤から南の鳴きの後に南の明槓が入る。新ドラは九
勝負どころでもあり、私も押していかなければいけない状態。七対子の4単騎であるが
ドラもなく真っすぐリーチには行けない状態。数巡後、姫路から1が放たれる。
齊藤から開かれた手牌は23789①①九九九南明槓の跳満12,000。
この和了から齊藤が加点を加え、齊藤、坂本、姫路、白石の並びで終局。
私にとってはトップが取れれば言うことはないのだが、上位2名がマイナススタートの
結果となりまずまずのスタートとなった。

■2回戦(中田、白石、坂本、姫路)東1局

今季不調の中田もこのままでは終わらない予感がする中の東1局で自摸の声に力が入る。
開かれた牌姿は 東東22267888999 東ツモいきなりの8,000オール。
今度こそはトップと考えていた矢先のこの和了はメンタルの折れる和了であった。
この和了を守り切り中田のトップ。並びは中田、白石、坂本、姫路となり終局。
姫路は2戦で▲86.5前節までの貯金がなくなり、戦況も団子状態となってきた。

■3回戦(白石、中田、姫路、坂本)

中田が2回戦の好調を持続して着実に加点をしていく。私は何とか状況を打破していきたい
ものの如何せん配牌に自摸に元気がない。参加もできずただ点棒を減らす状況が続き
並びは中田、白石、坂本、齊藤にて終局。
和了に結びつかなければ何かアクションを起こして対応すれば良かったと反省。

■4回戦(齊藤、姫路、白石、中田)

ここまで前節1位、2位の両名がマイナスになり中田も2連勝で前節までのマイナスを埋まり
3連勝を狙う戦いに持っていきたいところ。しかし、この半荘は今期好調の2人が前に
立ちはだかり並びは白石、姫路、齊藤、中田の順番で終局。

■5回戦(齊藤、姫路、坂本、中田)

5回戦トップ取りが絶対条件の私は前のめりに局を進めようとするものも、麻雀で無理をすれば
大きく失点を生むのが定石の如く点棒を失っていく悪循環に陥る。
結果、並びは齊藤、姫路、中田、坂本で終局。

第3節が終了して、私以外は4人が100ポイント差内で誰もがBリーグ優勝の目が出てきた。

自分としてはかなり厳しい状況ではあるが、麻雀は筋書きのないドラマ。最後まで諦めずに

リーグ戦を戦うつもりだ。

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