20期プロリーグ第2節
11月3日(日)
1卓 板川、酒井、坂井、坂本
2卓 山本、中田、白石、田中
(敬称略)
今節のレポートも榮克明がお届けします。
実は19期より最高位戦より移籍した田中大介が新たに加入しています。知る人ぞ知る関西マースタのドンとして君臨している田中Dです。個人的にも旧三宮マーチャオ店で遊んでもらっていたのでWWでの対戦を密かに喜んでいます。1節は最下位に沈んだため2節以降の奮起に期待しています。
その田中の1回戦東1局南家 ドラ 1
二三34556788②③④
配牌時には123の3色が見えていたが④、4と引き込み8巡目先制ドラ切り高め断么平和立直。河には北六⑥⑦3東八と順に並び最終手出しがドラの1で他家からは七対子を疑いたくなる濃ゆさ。
六萬の早切りからは萬子下の待ちを他家に想起させてしまうか。
しかし親の白石から直ぐに追いかけ立直が入り同巡七萬を掴むと下家中田が吃して一向聴にとると
次巡二萬を掴み白石に立直ドラの3,900を放銃。
鳴きが無ければ4,000オール、中田のファインプレーではあるものの不運なスタートとなる。
東4局西家では
西ポン 一ニ三
東東東北北發發を和了も
二の矢を放てずなかなか波に乗れない展開が続き3着同着で終了。
2回戦は軽快に立直平和ドラを連続自摸和了して今季初トップ、3戦目も危なげなく2着確保し2節をプラスで終える為にも大事な最終4回戦に。
慎重に丁寧に打牌し
下家の仕掛けにも目一杯ケアして親番であっても
三四1267③③⑤⑥⑦⑧⑨
にニを引いても③の対子落としで一旦回り2を重ね8を引いて立直しても再度2を引いて下家に放銃という意地悪な麻雀の神様に弄ばれる展開に。
全体的に立直後に他家のアタリ牌を掴む展開が多く見られ運に見放された感じではあったがいつまでも冬の時代は続かないはず。次節は必ずや逆の展開となるはずと信じたい。けっぱれ大ちゃん。
1卓は今節もノーラスで
卓内トップからトータルトップに坂本が躍り出る。
4回戦オーラス親番微差のトップ目から黙聴で七対子ドラドラの9,600を皮切りに1本場は三六九萬の3面待ち立直平和ドラを和了しほぼ安全圏に。2本場に今節も我慢の麻雀が続く板川が11112345678西西で立直。安め6での自摸和了ではあったがあわや高め裏での逆転立直で2着確保。最後まで熱い闘牌を見せてくれた。
第3節は12月1日(日)
12時より元町ONEにて
開催されます。
まだまだ順位の変動があるサバイバルレースは続きます。次節もお楽しみにしてください。