第3節
レポート
後期プロリーグ第3節がスタートした。前節ポイントを伸ばした山本プロ、中田プロにそれぞれの選手がどう立ち向かっていくかが課題となるだろう。
1卓(山本聡プロ・下野雄次プロ・加藤春樹プロ・白石卓嗣プロ・坂本健二プロ)
まずは、要所に各自が持ち味を発揮する展開となった。
2回戦東4局、東家坂本プロが会心のアガリを決める。
ポン ポン
ロン ドラ
この24000を山本プロから直撃するも、今度は山本プロが南1局に、
ロン ドラ
坂本プロから直撃し、一進一退の展開となる。
2回戦まで凌いでいた下野プロは、3回戦、最終戦と連続でラスを引かされて、前節までの貯金が消えた。それに対して、加藤プロ、白石プロもジワジワとポイントを重ねて、それぞれがプラスでまとめた。その結果、山本プロが暫定首位をキープする結果となった。
2卓(中田一幸プロ・岸野功武プロ・近野理智男プロ・高根昭裕プロ・弥生プロ)
前節不完全燃焼気味の近野プロが、1回戦から点棒叩き一気に70000点越えのトップでポイントを加点した。
しかし、ここから後半の展開で更にポイント加点したのが岸野プロ。好調に成績を伸ばして+92.2ポイントの2位に浮上した。中田プロは、安定感のある打ち方で少しではあるがポイントを重ねて順位をキープした。
第3節にて成績上位者、下位者のポジションが変わり混戦となった。ますます、ボーダーラインの攻防に期待がかかる展開となったが、次節の結果により5名の上位卓、下位卓に分かれることとなる。MCWWプロリーグのさらなる白熱した闘牌に期待したい。
執筆者:下野雄次
2015年12月25日
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