第2節
大会模様
レポート
この度の【プロアマ春合戦】第2節は、代表の板川プロと事務局長の近野プロがヴェストワンカップ本戦へ進出したため不在でありましたが、それにも関わらず多くの方にご参加頂きまして、大変賑やかな一日でした。
今回レポートを担当させて頂きます筆者こと弥生は、日頃運営に携わることが多いのですが、今回は4回戦とも参戦いたしましたので、自戦記という形で第2節の模様を語らせて頂きます。
1回戦は、当日3位に入賞した原田雅彦さんとの対局でした。原田さんは今回のプロアマ春合戦が初めて参加する麻雀大会ということで、最初はとても緊張しておられましたが、プロアマ連覇経験のある押谷さん、2016年のWinner’s Cup進出者である高濃さん相手に、圧巻の麻雀を披露。
ロン ドラ
南場の親で上記の手を筆者から打ち取ると、その後、テンパイ速度と打点が一気に加速し、もはや誰にも止められない状態に。高濃さんと筆者とで、1000点台の争いを押し付けるという、凄まじい強さを見せ付けました。
2回戦は、東1局目から大物手が炸裂。
ポン ポン ポン
ロン ドラ
西澤さんから見事にあがった平谷さんは、以後、己の優位な立場をしっかりとキープ。たくみに仕掛けて親の連荘を防ぎ、なかなか他家に手を作る余裕を与えてくれません。最後の最後まで手堅くトップを守り続けました。
3回戦は今までマイナス続きだった筆者にようやく幸運が舞い込んできました。今まで我慢していた反動かのように、手が軽く早い。しかしその一方で、同じくらいの好調さを見せたのが欅さん。
オーラス時、互いに1000点をあがればトップと2着が入れ替わるという所までもつれ込む白熱した試合でしたが、欅さんに軍配があがり、微差でトップの座を勝ち取りました。
最終戦は、話を聞けばそれまでずっとラスばかりだという青地さんのアガリが爆発。とにかく混一の手が多い。同卓していた山下さんは今回の女性トップ賞に輝いた方でしたが、その山下さんが「もしかしたら女性トップ賞は無理なのでは…」と諦めるほどの凄まじい猛攻でした。
ただひとつ惜しかったのは、その染め手がそれぞれドラ色ではなく、染め手の割には打点があまり高くなかったことでしょう。最後はRVGさんがドラをしっかりと使い切れる形でリーチをうち、最後の最後でトップを奪取いたしました。
ツモ ドラ
この度の【プロアマ春合戦】第2節は、倉本さんが国士無双、フク田さんが四暗刻をあがる中、当日1位になったのは小田雅之さんでした。おめでとうございます!
総合成績では、2016年度#冬杯で準優勝だった尾形さんが現在1位。それに岸野プロ、RVGさんが続いております。
まだ飛びぬけてポイントの高い人がいないため、あと残り2節、まだまだ誰にも上位に滑り込むチャンスが残っております。もちろんワンデー大会としてもお楽しみ頂ける【プロアマ春合戦】に、ぜひあなたもご参加ください!
第3節は2017年6月23日(日)です。あなたの挑戦をお待ちしております!
2017年6月1日
執筆者:弥生