麻雀共同体WW(ダブル)

関西・大阪中心の競技麻雀のプロ団体

プロリーグ後期第1節レポート

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2021年度前期Bリーグにおいて優勝し、後期はAリーグにてプレイすることとなりました。

当団体に所属してから随分と時間がかかりましたが、やっとAリーグ入りを果たせてその初日、暫く対局していなかったメンバーとの顔合わせで少々緊張しておりました。

今回は5人で各人4回戦打ちの5回戦となり私は5回戦目抜け番で挑みました。

 

★1回戦目はまずまずの滑り出しでしたが、

13 ②③ 一三四四 678 白白

こんな手牌になったところで上家の岸野から2が切られたが、

6巡目だったのでスルー。

中国麻雀でしたら鉄チーですけど、リーチ麻雀では鳴き三色のみ・役牌バックはあまりしないタイプなので。

次巡①ツモ切りされ、さらに次巡手出しで二切り…。

2チーしていたら和了していたんじゃないか?その間こちらは全てツモ切り。

すぐに下家の穂村から白が切られるも今更遅い?気がしてスルー。

すると次巡、岸野プロからリーチの宣言、一発放銃が嫌で白落とし。

穂村も白切りで、持ち持ちだったのか!と思っていたら

岸野が一発でツモ上がりリーチ・一発・断么・ドラ2・裏1で3,000・6,000

一気にトップに、その後は手が入らずジリ貧状態。

オーラスに3着目の穂村からリーチこちらもやっと断么・ドラ1のテンパイ。

待ち牌は四・七で穂村は四を切っていたがこちらも追いかけリーチ。

結果はラス目の北山から穂村が出和了、リーチ・ドラ1で2,600で終了。

岸野+44.2 穂村+7.8 白石△12.9 北山△39.1(総合)

リーチかけたことが仇となり3着落ち。何だかモヤモヤした1回戦目でした。

 

★2回戦目は乱打戦で有田・白石がよくアガる展開でそんな中、

 

白白白ポン 七チー八九 發發發ポン

 

手の内 334中中 で手配の真ん中から4を切ったのでこれはバレバレかな?

と思っていたら、下家が4で合わせ打ち その4を有田がチー

345でチーだったらもう上がり目ないな〜と思っていたら、

456と晒されたので、これはひょっとして有田から3が飛び出すかも?

又は、1枚切れ中(岸野が早い順目で切っていた)をツモって

16,000オール・・・いけるか? 5はその後ツモってきていた。

結果は3が有田から出て12,000 この和了がきいてなんとかトップ。

白石+43.3 岸野+35.7 有田+26.1 北山△39.1 穂村△66.0 (総合)

 

★3回戦目

この回は流局が多く、リーチ棒が溜まった時に和了出来なかったのが響いた。

 

ドラ5の局で

⑦⑦⑦⑧ 三四六七 33468

ここへ3を引いて 打⑧

ドラの5を引いて 打8

さらにドラの5を引いて 打⑦

五を引いて、やや長考ののち打5リーチ。

二五八の三面待ちでしたが、和了できず流局。

リーチ後64と引いてきていたので 、二度受けを嫌って萬子落としが

正解だったようです。(牌効率的には普通の事とのご指摘ありました。)

悔いの残る和了逃しとなる。

有田+62.7 白石+56.4 岸野+35.7 北山△50.8 穂村△104.0 (総合)

 

  • 4回戦目

東場の南家でこんな手配から五をポン打3

23 四四五五 中中中 ①① 南南

 

2四四 中中中 ①① 南南  五五五ポン

 

ここで親の北山からリーチ ここに5を引いて打2。

12,000放銃となってしまった(リーチ・一発・平和・ドラ1)。

25待ちだったので 本来ならここで手仕舞いとすべきだったか。

 

七対の1シャンテンからポンして対対の1シャンテンに変化しただけなので特に手が進んだという訳では無かったので痛恨の親満献上となりました。

この回は、全くいいところなしで箱割れ終了。

有田+112.4 岸野+30.9 白石△9.7 北山△29.6 穂村△104.0 (順位点含む総合)

 

次節はメンバーも変わるが、状況をもう少し考慮して打ちたいと思います。

Aリーグ初日で大きく沈んだ訳ではないので良しとするか?

 

  • 5回戦目

この回は観戦レポートです。

東1局0本番 ドラ6

親:有田 南家:岸野 西家:北山 北家:穂村の並び順。

この局は北山が五五五ポンで仕掛けて西ドラ1の三三33の一人テンパイで流局。

北山+3.0 穂村△1.0 有田△1.0 岸野△1.0

 

場が大きく動いたのは

東3局0本番 ドラ中

南家の穂村が三切りリーチ。

四五六 ⑤⑥⑦⑦⑧⑨ 234 中 ドラの中 単騎待ち

親の北山も追いかけリーチ。

四五六七七七 ③④ 678 中中 ②⑤待ち

ここで中を引いて穂村に打ち込んだら無茶苦茶熱いところだったが、

ここは順当に一発で②を引き和了。

裏ドラ④でリーチ・一発・ツモ・ドラ2・裏1で6,000オール。

穂村が中切りヤミテンにしていたら又、違った展開になったかも知れない。

北山+19.6有田+0.5 岸野△9.7 穂村△10.4

 

南場でも大きく動きがありました。

南2局0本番 ドラ一

この局は北家の有田が5巡目6切りリーチ。

その後、下家の親の岸野が999ポンして打3で打ち込み。

リーチ・断么・234の三色で8,000。

北山+15.5 有田+13.4 穂村△1.1 岸野△27.8

 

南3局0本番 ドラ八

半荘も終盤となり、親番が流れた岸野には苦しい展開。

北山、有田のトップ争いとなるか?

ラス目の岸野から9巡目七切りリーチ。

親の北山は

2455667799東東南 ここから3チー234でテンパイ。

99東東シャンポン待ち混一色。

穂村が9で打ち込み2,900。

北山+19.4 有田+13.4 穂村△4.0 岸野△28.8

 

南3局1本番 ドラ三

この局は岸野が8巡目五切りリーチ。

その後穂村がリーチ。

四五六 ③③ 344445 99

北山も8切り追いかけリーチ。

一二三六七八 ①②③ ⑥⑥ 56  47待ち。

このリーチ合戦は穂村が制して北山から出和了。

リーチのみで1,300は1,600。

北山+16.8 有田+13.4 穂村△0.4 岸野△29.8

 

南4局1本番 ドラ3

今までリーチが空振りし続けていた岸野が11巡目7切りリーチで二四七待ち。

意地で二を一発ツモで

二二五六七七七 345 ⑦⑧⑨

リーチ・一発・ツモ・ドラ1で2,100  4,100。

次節に繋げる和了となり、対局終了。

有田+132.7 北山+14.1 白石△9.7 岸野△20.6 穂村△116.5 (総合)

Aリーグ全体成績は

有田+132.7  坂井+53.5  中田+28.5

北山+14.1  白石△9.7  岸野△20.6  酒井△26.0  加藤△57.0  穂村△116.5

有田が頭一つ飛び出したものの、まだまだ判りません。

2節以降もお楽しみに。

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