第1節
大会模様
レポート
4月28日(日)は肥後橋駅ブッキング青葉にて、MCWWのプロアマ麻雀バトル「プロアマ春合戦」が開幕しました。
参加選手は嬉しい事に52名の満卓となり、会場には対局者の熱気がこもりました。開幕ではMCWW代表、板川和俊プロよりご挨拶を頂きました。
過去、プロアマバトルを春秋連覇した事がある選手をご存知でしょうか?その選手の名は押谷勇輝さん。雀風は名前の通り押せ押せの攻撃型で、あがり出すと止まらない典型的なアタッカータイプです。
この日は1回戦に押谷さんと当たったのが弥生プロ。ドラが九万で親の押谷さんが早い段階で五万きり。他からリーチが入り、シャンテンの弥生プロが発と八万。2枚の現物をどちらから先に切るか悩みました。
「親の押谷さんの捨て牌に五萬。後の安全のことまで考慮すると、発は持っておくべきか」
ここは悩みつつもトップ目と保身の八万を切ると、やはり押谷さんがこれをチー。そして三色ドラ1であがりきってしまいます。結果、これが響いて押谷さんトップで二着落ち。
「今日の押谷さんは勢いづくに違いない。」
弥生プロの予感は的中し、2回戦も押せ押せのトップ!
3回戦も7巡目面混リーチの四面張の待ちを1発で自摸って倍満をあがりました!
一発ツモ 裏ドラ
迎えた4回戦。押谷さんの節優勝にまったをかけたのが吉田雄二さんとRVGさんでしたが、蓋を開けてみれば押谷さんが四連勝で、ぶっちぎりの節優勝を果たしました。
3位入賞の吉田雄二さん、2位入賞のRVGさんも口を揃えて一言、
「おっしーに負けました!」
とはいえ春合戦はまだ始まったばかりです。2節も節優勝、総合優勝のダブルの表彰を目指して、押谷さんを追いかけましょう!
2019年5月9日
執筆者:近野理智男プロ