第4節
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Bリーグ
レポート
1月12日に行われた後期プロリーグ第4節のレポートを坂井がお届けします。
Aリーグの卓組と第3節までの結果は以下の通り。(敬称略)
1卓
1位 斎藤+156.9
3位 高根+130.8
5位 近野▲23.4
7位 清原▲46.9
9位 夢野▲133.1
2卓
2位 中田+135.6
4位 坂井+100.9
6位 弥生▲34.1
8位 岸野▲81.5
10位板川▲210.2
これまでの成績で何と言っても目を引くのは、WWプロ最強と言われる板川が最下位に沈んでいる点だろう。Aリーグからの降級は下位2名。果たして残り2節での巻き返しはなるのだろうか。
2卓
【1回戦】(起家より)弥生 板川 坂井 中田
その板川、東2局親番でのリーチも和了には結びつかずテンパイ料止まり。その2は中田にあっさり親を流され、東3局に弥生のリーチに8000点放銃してラス目となった時には、もはや弓も矢も尽きたかのように見えた。だが次局、一撃で帝王が蘇る。
東4局 ドラ 裏ドラ
暗カン
ツモ
ただただ驚くばかりの他3人。通常、こういうアガリが生まれるのは、誰かがとんでもない失敗をしてるケースが多いのだが、果たして今回はどうだったのか?この突然の復活劇を演出した黒幕は板川の下家でポン、チー、ポンと三副露(ただし満貫聴牌)していた坂井なのか、その坂井に2つポンさせた中田なのか、ただ眺めてただけの弥生は推定無罪と思われるが…いやいや、やはりここは板川の底力、生命力が優っていたということなのだろう、うん、そうに違いない。(なお、読者の皆様にだけ有力な目撃情報を一つ:坂井の手牌は無理に染めずに千点ならとっくに和了っていたようです)親の中田の顔が歪んだ(ように見えた)この3倍満で1回戦のトップは板川、ラスは親被りの中田となった。
【2回戦】中田 板川 弥生 岸野
東2局 ドラ 裏ドラ
リーチ・ツモ
一回戦2着の弥生、東2局にこんな2000ー4000をツモると、南場でも清一ドラ1のハネ満を中田から和了って二回戦トップ、板川と同じく本日は絶好調モードのようだ。
ポン
ドラ ロン
【3回戦】板川 弥生 岸野 坂井
東1局、またもや帝王の一撃。
ポン
ドラ ツモ
この6000オールで3回戦のトップは板川。
【4回戦】岸野 中田 坂井 板川
東3局.親番で坂井が中田から12000の出和了。ここまで中田と同じく3着、4着とマイナスを重ねていた坂井だったが、ようやくプラスできそうな展開にホッと一息。逆に中田はこの後も苦しい展開が続くことに。
ドラ 裏ドラ
リーチ・ロン
坂井トップ目で迎えた南1局、親番の岸野が二役ホンイツの4000オールで逆転するが、その2で坂井が満貫をツモり再逆転、そのまま逃げ切り4回戦のトップは坂井。
【5回戦】坂井 弥生 岸野 中田
最高打点が5200と比較的小場の展開となった5回戦。
坂井と岸野のトップ争いとなったが、ラス前に坂井が岸野から3900点を直撃して逃げ切り。
オーラスはこの日絶不調だった中田を象徴するような1局となった。
南4局 ドラ
中田 リーチ
弥生 リーチ
中田の親リーチにラス目弥生が追いかけリーチ。
結果は何と中田がラス牌の4を掴んで一発放銃!
中田はこの日、4戦全て逆連帯で今までの貯金を吐き出す羽目に。弥生はトータルでプラスに転じ決定戦も狙える位置。板川はこの日の勝ち頭で約80ポイント余りを叩き出し、最終節に望みを繋いだ。
別卓では首位の斎藤が更にポイントを上乗せして当確ポジションに。決定戦の残るイスは2つ。6位までの選手なら十分可能性がありそうだ。
一方で残留争いも熾烈。下位4名が団子状態の中、這い上がってくるのは誰なのか。中位陣(特にマイナス組)も安泰ではないだろう。上を見るのか、下を見るのか、次週はいよいよ最終節。結末は如何に。
2020年1月20日
執筆者:坂井準司プロ
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