麻雀共同体WW(ダブル)

関西・大阪中心の競技麻雀のプロ団体

第20期プロリーグ第1節レポート

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20期プロリーグ第1節 10月6日(日)

1卓 板川、山本、坂井、
白石
2卓 酒井、中田、田中、坂本
(敬称略)
今節のレポートを担当するのは19期WWkingになった榮克明です。
ディフェンディングとして今期は後方から各プロの思考を観察することが出来る貴重な時間を過ごすことが出来そうです。
今回は記憶に残るオーラスをお伝えします。

1卓1回戦は東場、南場の親番立直が共に流局となりチャンスを逃した板川が4着で迎えたオーラス。
東家 白石 33800 西家 坂井 39500 北家 山本 33500の接戦。
南3局に③④223344一二三三四に三萬を引きこんで立直、⑤を即自摸し3000 6000を和了った坂井が初戦トップを決めると思いきや ドラ⑧で
七八九④⑤⑥⑧⑧888白白 山本が立直して白を自摸り逆転勝ち。前局跳満親被りからの見事なトップ。
2戦目も1卓からオーラス。ドラ五萬 白石が50000点台のトップ目で他の3人が僅差の2着争い。1回戦ラスの板川が2着死守に向け1巡目からオタ風の北をポン、9ポンと仕掛けて1355678の混一色聴牌を早々に入れる。しかし親の山本も速度を合わせるように発ポン、⑦⑧⑨と仕掛けていく。板川が4枚目の北を加カンすると新ドラも五萬に。その後Wドラの五萬を引いた板川が降りを選択すると皮肉にも山本が2を自摸切り、坂井から四七萬を出和了し5800, 1本場には立直を掻い潜り断么三暗刻を自摸和了し2戦連続のオーラス逆転勝ち。
その勢いで卓内、総合トップとなる。もし板川が五萬を押していたら?もし加カンしなければ?いや亜両面、シャンポン待ちにあたるリスクを考慮すると・・・当然の判断か。

2卓は中田が卓内トップ、卓内2位は前期不調の坂本がノーラスでまとめ復調の兆し。
最後まで目の離せない争いは次回11月3日(日)に元町ONEにて行われます。

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