第1節
大会風景
レポート
4月22日(日)は肥後橋ブッキング青葉にて、今年で4年目を迎えるMCWWの交流戦『プロアマ春合戦』が開幕いたしました。
4月~7月までの4節、当日表彰とリーグ表彰の受けられる新感覚の麻雀バトルにぜひご参加ください。
当日はMCWWプロを含めて44名11卓の開催を頂き誠にありがとうございます。板川和俊代表、木下裕章会長にご挨拶を頂き、2018年度も笑顔溢れる大変賑やかなスタートとなりました。
今期も各節の女性トップ賞があり、各回参加OKですので
女性の方も楽しんでご参加いただける大会になっております。
【1回戦】
押谷勇輝さん、 ★maho★さん、 澤井忠信さん、プロアマの猛者押谷さん
東1局 ドラ西
親の押谷さんが開局早々、ドラ切りを挟んで次巡ツモ切りリーチ
4巡後にツモ9 リーチ、ツモ 1000オール
牌姿を確認すると9ソウと⑦ピンのシャボ待ちリーチしかし、⑦は河に2枚切れているにも関わらずにリーチに踏み込む姿勢
歴代チャンピオンの気迫を感じます。
気持ちだけは負けないとおっしゃっていた澤井さんからも2巡目リーチが入りますが私も簡単にはオリることは出来ないと、強く前に出ていきピンフドラ1の25ソウ待ちをテンパイし追いかけリーチを打ちます。
2軒に挟まれた★maho★さんから2が出て裏ドラが1枚乗り8000点のアガリとなり、トップ目に立ち更なる加点を目指して
ドラ⑧
⑧東東東 二ポン 3ポン 中ポン ツモ⑧
3000-6000のアガリを決めます。
南場には再び押谷さんが親で猛連荘を開始し一気に迫ってきましたが、辛うじて逃げ切ることができました。
【2回戦】
吉田雄二さん、 西澤秀幸さん、平野まり子さん
私が開局の親で吉田さんのリーチに3200を放銃して迎えました。
東3局
吉田さんが中盤過ぎに平野さんの切った⑥ピンに「ロン」の声をかけます。
見事なメンゼンチンイツを決めます。
次局には、西澤さんが
ドラ ツモ
リーチ、ツモ、タンヤオ、三暗刻、ドラ1 3000-6000
南1局では、再び西澤さんがリーチ、ツモ、一気通貫 2000-4000をツモリ大きなアガリを決めた二人のワンツーフィニッシュで完敗でした。
2回戦終了時の成績は以下のようになりました。
4位:まもさん +62.8
3位:白石卓嗣プロ +75.4
2位:植田茂美さん +80.1
1位:斎藤陽介プロ +116.1
ここから、どんなドラマが起こるのかわからないのが麻雀の楽しさでもあり怖さでもあります。
【3回戦】
榧野幸一さん、 倉本信平さん、 柴田秀昭さん
東2局
西家の柴田さんの先制リーチに対して親の榧野さんが追っかけリーチ。
リーチ、一発、ツモ、ドラ1をアガッた榧野さんが一撃を決め、一気に浮上します。
倉本さんや私が懸命に追いかけるも、榧野さんの背中を捕らえることができませんでした。
いよいよ、最終戦を前にして
3回戦終了時のポイントは以下のようになりました。
4位:白石卓嗣プロ +91.8
3位:とらっきさん +92.0
2位:まもさん +105.7
1位:斎藤陽介プロ +142.3
となりました。
本日絶好調の斎藤プロを、まもさん、とらっきさんが追いかける展開になりました。
4位の白石プロも充分に入賞を狙える位置につけています。
【4回戦】
高橋末治さん、ラブさん、 植田茂美さん
イーチャレエクストラマッチ進出経験のある植田さんの華麗な捌き手や本手の攻めで卓上を支配していきます。
しかし他3者が一歩も譲らずに迎えた大接戦のオーラス
私の親で 点棒状況が以下の状況
下野プロ 34100点
ラブさん 29400点
植田さん 29600点
高橋さん 26900点
配牌を取るとバラバラ。なんとか流局に持ち込もうと
1ポン 九ポン ①ポンと他家を牽制する仕掛けを入れるも下家のラブさんからリーチが3巡目にかかりました。
1巡は凌ぎましたが、次巡に持ってきた三を切ると「ロン」の声をかけられます。
リーチ、イーペーコーの2600を放銃しわずか500点差でラブさんにトップを捲られてしまいました。
別卓ではまもさんが、同卓の押谷さんの50000点オーバーに苦戦し、3回戦終了時4位の白石プロが、44300点のトップ目を走ります。
とらっきさんが、同卓のDESHIさんの50000点トップに迫りますが覆せず、斎藤プロの卓ではオーラスに柴田さんがトップ目の斎藤プロに迫り1300-2600ツモOKの状況まで追い詰めます。
オーラス
一二三四六西西 南ポン白ポン テンパイを入れていた熊田さんの仕掛けに柴田さんが捕まってしまい斎藤プロがトップになりました。
プロアマ春合戦第1節の当日表彰は、以下のように発表されました。
女性トップ賞は、初参加で板川代表を相手に最終戦トップを取った「祭さん」
3位入賞、中国麻雀伝道師「白石卓嗣プロ」
2位入賞、大阪道場優勝者「とらっきさん」
第1節優勝はオーラスまで堅実に相手をかわしきった「斎藤陽介プロ」に決まりました!
板川代表いわく、
「一つ言っておきますが、斎藤プロは現在プロリーグはラスですよ(笑)」
と会場を笑いの渦につつまれました。
各賞を受賞された皆様本当におめでとうございます。
麻雀プレイヤーである限り、勝ちもあれば負けもある。これからも勝ち負けを楽しんでご参加下さい。
次回第2節は5月27日(日)開催いたしますので皆さんの熱き挑戦をMCWWプロ一同心よりお待ちいたしております。
2018年5月9日
執筆者:下野雄次プロ