成績
優勝者コメント
大会模様
レポート
3月20日は梅田イースターにて、MCWWが主催する全国でも珍しい3人打ち麻雀大会、第2回『弥生杯』を開催いたしました。
今期は梅田イースターの会場を超える11卓の開催となり、更に賑やかなイベントとなりました。本当にありがとうございました。
弥生杯の運営を取り仕切るのは、MCWWの弥生プロ。もちろん、メインには3月開催、3人打ちなど、『弥生杯』という大会名には色々な意味が込められています。
大会は今年も上位表彰を競うだけではなく、大会中に役満をあがった方、飛び終了してしまった方、でんでん(1ハンのみのアガリ)をあがった方、先着3名に美味しい賞品を提供させて頂きました。
更には一番成績の悪かったプロには罰ゲーム。こういうハプニング性のある大会が、MCWWイベントの醍醐味ですね。
開会は弥生プロの司会進行、板川和俊代表のご挨拶を頂き、いざ33名3角の熱闘がスタートいたしましたよ。
今回の弥生杯は情熱の赤をイメージに5の牌が全赤ルール。40000点持ち40000返し、沈みウマ30Pルールを採用いたしました。(二人浮き+20P、+10P、▲30P。二人沈み+30P、▲10P、▲20P。飛ばし10P)
このルール採用がどう出るか？見守る運営陣は満卓をオーバーした梅田イースターの2階フロアと3階フロアに分かれて待機しました。
5を全て赤ドラにしたので、1ハンのみはかなり難易度が高いはず！と思いきや、2階で対局の高橋末治さんが66788の待ちで早速のイーペーコーのみ1ハンでんでん賞は流石！
三人打ちで1ハンのみのアガリは難易度が高く、ハウスルールによっては倍満扱いにしているところもあります。
今回は2フロアに渡る為、先着賞の管理はLINEでやり取りをしていました。すると、開始5分でLINEの着信が鳴り、メッセージを見ると、
『先着飛び賞1、平谷文隆さん』
早すぎません！？しかし、勝つも負けるも麻雀は派手な事が華！受賞のお二人、おめでとうございました！
1回戦は各卓のトップの選手が上位に立ちます。後は総当たりの4回戦でどこまでプラスを重ねられるか？1回戦目でラスを引いたからといって、諦めたらそこで試合は終了ですよ！
MCWWの弥生杯は全6回戦。その内4回戦は総当たりの為、なるべくこの間にポイントを稼いでいきたいところです。
2回戦終了時、すでに100P超えのダントツを走っていたのが関西麻雀界の雄、吉田雄二さん！
『私は４麻も強いが、3麻も強いよ！』
と公言通り優勝めがけて突っ走る展開が予想されましたが、3回戦で吉田プロの独走をきっちりブロックしたのが、的確にプラスを重ねてきたRVGさんでした。
この結果、吉田雄二さん、RVGさん、永田知也さんがほぼ横並びになる混戦状態に。麻雀は強い選手を食った選手に勢いがつくもの。RVGさんは4回戦も更なるプラスを重ねて上位を走りました。
いよいよ5回戦から成績順による対局。この正念場の上位3名に名乗りを上げたのはこの方たちでした。
暫定1位はWW道場でも活躍中のたかあきさん。2位はいぶし銀のRVGさん、3位には春名さんが大健闘に食い込みました。
弥生杯は成績順に対局の5、6回戦がいよいよ正念場となります。ここでたかあきさんがトップを取れば優勝確率がぐんと上がりますが、ここを制したのがRVGさん。ついにたかあきさんを抜いて首位を走ります。
ついに迎えた最終6回戦。面子はRVGさん、たかあきさん、春名さんのまま動かず。戦いは勝負どころでたかあきさんがリードを広げると、ここでRVGさんを落として逆転優勝を果たすかと思われました。
しかし、RVGさんはアドバンテージを活用して2着をキープ。更に前に出ざるを得ない春名さんを飛ばし+20の２着で終了。
この結果、第2回弥生杯の優勝はRVGさんが獲得いたしました。正解を積み重ねて訪れたRVGさんらしい優勝となりました。本当におめでとうございました！
三人打ち麻雀大会はお祭り気分が味わえてとても楽しかったですね。MCWWは麻雀を心から楽しめるイベントを開催していきます。これからもぜひご参加下さい。
2017年04月03日
執筆者：近野理智男
